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新車が手元に届くまで

昔、自動車メーカーは生産効率を上げるため、受注の有無に関係なくどんどん新車を製造し、全国のディーラーで販売していました。
でも、今ではユーザーの要望も多様化しそれに応えるべくメーカーもオプションやグレードを細分化させ、受注をもらってからユーザーの希望にあった車を生産するようになりました。
ですから、生産能力にもよりますが、購入からお手元に届くまでにおおむね3〜4週間かかるわけです。
ディーラーによっては前もって売れ筋の車を先行発注することもあり、顧客の好みと一致すれば、即納車が可能なケースもあります。
しかし、車は高い買い物ですから、しっかりと自分にあったものを吟味して購入したいものですね。

車は電化製品と違い「登録」(ナンバープレートを付ける)する必要があります。1台1台車の所有者や保管場所(ガレージ)を登録、つまり国に届けなければ使用できません。そういった手続きが済んでから初めて皆さんの手元に新車が届くわけです。自動車は動産(財産)ですから、誰のものか、誰が責任を持つか登録するのです。

それでは、車の登録手続きについてユーザーに必要なものをお話しましょう

まず、印鑑証明
ユーザーの住所地を証明するものです。Fクレジットを利用される方は所有権が付きますので、住民票(本人1人分)で代用できます。

次はガレージ証明
正式呼称は「自動車保管場所証明書」と言います。
これは、車を置く場所が間違いなく確保されていることをガレージのある場所を管轄する警察署に証明してもらうものです。
たくさんの車が道路や近くの空き地に駐車されると地域住民の方にとって大変迷惑ですから、俗にいうガレージ法で、ユーザーは保管する場所(ガレージ)を確保することが義務付けられています。

ガレージの条件は次の4項目です。

 1. 自宅からガレージまでの距離が直線で2Kmを超えないこと
 2. 道路から支障なく出入りが出来ること
 3. 自動車の全体を収容できること
 4. ユーザーがガレージとして使用する権限を有すること

大変ややこしく感じますね。
実際には警察署への申請は、すべてFシステムのスタッフが代行いたしますが、一つだけユーザーご自身でしていただかないとならないことがあります。
それは、上記の 「4. ユーザがガレージとして使用する権限を有すること」。つまりガレージを確保してもらうことです。
月極の貸しガレージなら「使用承諾書」というものに大家さん(管理会社)の印鑑をいただくことです。
初めて車を所有される方は、ガレージを確保(契約)し「使用承諾書」と「地図」を用意してください。

軽自動車に関しても地域により同様の届出が必要になりますので、スタッフまでお問い合わせください。
ご自分の地域が手続きを必要とするかどうか知りたい方は、こちらでご確認できます。

 社団法人 全国軽自動車協会連合会 http://www.zenkeijikyo.or.jp/formality/index.html

他にもいろいろなケースがありますが、お気軽にFシステム店舗のスタッフにお尋ねください。





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